2016年5月6日金曜日

東京電力プレミアムプラン試算その1:安くはなる

 東京電力プレミアムプランの電気料金試算してみた。試算を後述するが、結論は
「基本料金の削減を図れば効果的、そうで無ければ高くつく」
という事になる。 
 今年4月からの電力自由化に対して、電気使用量の多い家庭向きの東京電力のメニューがプレミアムプランだ。たいして安くはならないと言われているが、どんなものだろうか。 サイトによると「ご使用量が多いほど従量電灯B・Cと比べて電力量料金がおトクになるプランです。」とあって電気料金イメージのグラフがある。



 我が家の電気使用量の過去実績を丸め年間8,500kWhとして試算し、各月の使用量それぞれ倍率を掛けて増減し同じく試算してみた。東京電力の推計のように契約電力が4kWならば電気料は微減、それより大きく5kWなら増、それより小さく3kWなら減、ということだ。

【試算結果】
倍率 使用量kwh 現行:従量電灯B(円) プレミアムプラン6kW(円) プレミアムプラン5kW(円) プレミアムプラン4kW(円) プレミアムプラン3kW(円) プレミアムプラン2kW(円)
0.80 6,800 199,933 208,176 202,560 196,944 191,328 185,712
0.90 7,650 225,373 232,860 227,244 221,628 216,012 210,396
1.00 8,500 250,817 257,544 251,928 246,312 240,696 235,080
1.10 9,350 276,257 282,228 276,612 270,996 265,380 259,764
1.20 10,200 301,694 306,912 301,296 295,680 290,064 284,448

 電気料金イメージのグラフを見ると従量料金の単価が安いような気がするが実はそうでもない。
 プレミアムプランの単価は、1kWhあたり29円04銭、これに対して従来プランである従量電灯Bの3段階め単価は29円93銭で、その差は89銭となり、大したものでは無い。
定額料金9700円での使用量max400kWhの単価24円25銭に比べれば見劣りする。契約電力とか計算諸元については次回に

ばい Ackin

0 件のコメント:

コメントを投稿