2016年6月1日水曜日

GATB建設業適正のレーダーチャート

 前の記事:GATBによる建設業適正とか、の続きでレーダーチャートにしてみた。所用能力以外の数値は、所用能力値の最小のものの50%として、表の空欄を埋めた。100が平均なのに研究者とか知的エリートが50点とかありえない数値だが、今回は感覚的なもんなんで良しとしよう。


G知的能力 V言語能力 N数理能力 Q書記的知覚 S空間判断力 P形態知覚 K運動能力 F指先の器用 M手腕の器用さ
建設・設備工事 37.5 37.5 37.5 37.5 75 75 37.5 37.5 75
切削加工・造形 37.5 37.5 37.5 37.5 90 90 37.5 37.5 75
製図関連 45 45 90 45 90 90 45 45 45
機械・装置の運転看視 90 37.5 37.5 90 37.5 37.5 37.5 37.5 75
電気設備・機械設備の保守管理 45 45 45 90 90 45 45 45 90
据付機関・建設機械運転 37.5 37.5 37.5 25 75 75 37.5 37.5 75
自然科学系の研究の仕事、診断・治療 125 50 125 50 100 50 50 50 50
人文科学系の研究、法務・財務等 125 125 100 50 50 50 50 50 50


 切削加工・造形や製図関連の仕事は、建設・設備工事の仕事と数値が違うだけで所用能力は被っているんで、今回のチャートには記載していない。K運動能力、F指先の器用の両能力を所用とする職業も今回無いんで、同様にチャートには記載していない。図中線の色使いと破線が知的エリートなのは共通だ。

1.まずは全能力と職種。



 全部だと線がごちゃついて分かり難いので、知的エリートと建設業だけにして、能力も絞る。根拠も無い偏見で論理の飛躍もあるけど、自分の所要能力だけから他者を判断すると仮定してみよう。

2.人文科学の研究者などの知的エリートはG知的能力・V言語能力・N数理能力の三角形での視点。建設業の能力は小さく内側に入ってしまって劣っているとしか思わないけど、自然科学の研究者はN数理能力が自分より優れていると感じる。



3.自然科学の研究者などの知的エリートはG知的能力・N数理能力・S空間判断力の三角形での視点。建設業能力は小さく内側に入ってしまって劣っているけど、S空間判断力は人文科学研究者に対して優れている。逆に人文科学研究者はG知的能力こそ互角だけど全て劣っている。実際、理系の頭の良さを文系の人が認めてくれるほどには、理系の人は文系を頭良いとは思わない事が多くないだろうか。私自身は理系だが、就職するまで文系で頭の良いというのが理解できてなかったような気がする。



4.建設業はS空間判断力・P形態知覚・M手腕の器用さの三角形での視点。人文科学の研究者の能力は小さく内側に入ってしまって劣っているとしか思わないけど、自然科学の研究者はS空間判断力が自分より優れていると感じる。建設業の人と自然科学の研究者は、一致する価値観がどっかにはあるけど、上記の理系文系の話と同じく、人文科学の研究者とかが分からない事が多いような気がする。


当サイト関連 電気数学入門

ばい Ackin


0 件のコメント:

コメントを投稿